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カラダに良い水 2月特集

浄水場の施設が良い自治体では、水道水の質も良くなってきています。むしろ日本の水道水は世界に誇るほどの良質な水であると言えます。しかしながら、マンションのような集合住宅では、水をタンクに溜めてから各部屋に送られてくるため、タンクに入っている間に水が汚染される心配があります。つまり戸建て住宅のように、直接水道管から各家庭へ水が送られてくるよりも、水が汚染される可能性が高くなるのです。

浄水器を使う理由

タンクの清掃を定期的にしていると言っても、集合住宅の住人がタンクの中を確認するわけではなく、管理会社等に任せていると言うのが、殆どの集合住宅の現状でしょう。そのような理由から、集合住宅では浄水器を利用したほうが安全だと言えます。また、室内に電気温水器のタンクがある場合も要注意です。

室内の温水器のタンクは、集合住宅の共用の水道水のタンクと違い、集合住宅の管理会社が清掃してくれるということは殆どありません。温水器の手入れは、住人自身が行わなくてはならないので、手入れはしていないと言う人が多いのではないでしょうか。集合住宅に住んでいて、さらに室内に温水器等のタンクがある場合には、浄水器は必需品です。

高価なものでなくても、蛇口に取り付けるだけの簡易的なものでも効果はありますので、まだ浄水器を取り付けていない場合は、少しでも早く取り付けることをお奨めします。

据え置型浄水器

据え置型浄水器は浄水器を台所のシンクの隅に設置して水道水を浄化するタイプの浄水器です。蛇口の先に切り替え用のコックがあり、水道水と浄化水を切り替えて使用する事が出来ます。浄水器の中にはカードリッジがありそれで水道水をろ過します。

ろ剤は良く使われる活性炭と中空糸膜の組み合わせや活性炭にセラミックを組み合わせたもの、圧縮した活性炭やストラクチャードマトリックスなど材質や性能が異なります。

このタイプの浄水器の価格は本体はおおよそ5万円から10万円程度、カードリッジは1万2千円から2万円程度と蛇口に直接設置する簡易タイプと比べると高額ですが、浄水器としての性能は高く、性能と価格の割合で言えばコストパフォーマンスに優れているタイプです。高性能の浄水器を求めている場合はシンクの下に置くタイプなどと共に高性能タイプの候補に挙がります。

浄水器は水が通る部分やフィルターなどが汚れるのでこまめな清掃が大切です。良好な状態を維持するためにはノズルなどはある程度の期間が経ったら交換するようにします。浄水器本体もシンク付近に設置する為、汚れやすい状態にあるので丸洗いが可能なタイプである方がより清潔な状態を保つ事が出来ます。

水の安全性がいま問われる

人間のからだは70%が水分でできており、口から摂取したものがそのまま自分の体へと反映されています。先の震災後、野菜や肉、米や麺類などはもちろんのこと、私たちが毎日飲用している「水」はとくに気を配るべき存在なのだという事を再確認させられました。

不純物をろ過した状態で販売されている「ミネラルウォーター」は、その安全性から小さなお子さまでも安心して飲用できるとの理由から飛ぶように売れ、一時期は店頭から姿を消したことすらありました。しかしミネラルウォーターは単価が高いうえに持ち運びが不便で、使用後に残されるペットボトルもかさばるというデメリットがあります。日曜日になると車でスーパーや量販店へ出向き、何箱ものミネラルウォーターを箱買いされた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのため当時はあまり世間に浸透していなかった「ウォーターサーバー」が注目を集めるようになりました。ミネラルウォーターのデメリットである面倒な買出しや運搬、ゴミ出しをすべて解消し、安全性の高い水を定期的に提供してくれるウォーターサーバーは、まさに時代のニーズに沿った商品であると言えるでしょう。サーバー業界は現在も進化を遂げている只中にあるため、今後の更なる発展が見込まれているのです。

浄水器内蔵型シャーワー水栓

浄水器の色々な種類があり、その中の1つ浄水器内蔵型シャーワー水栓はハンドシャワー水洗の内部に筒状のカートリッジが取り付けられており、1つの水洗で通常の水とお湯、そして浄水と切り替える事が出来ます。

メリットとしてはカートリッジ交換が楽で水まわりもスッキリとさせる事が出来る点です。省スペースなので浄水器本体を置く事が出来ないなどの心配がなく設置する事が出来ます。もう1つのよく使われるタイプとして蛇口に直結するタイプがあり、こちらも広く普及しており安価で購入が可能ですがシャワー蛇口には取り付けられないという欠点があるのでシャワータイプの蛇口であれば内臓型を使う事になります。

浄水性能自体は中のろ過の材質が同じではあればほとんど変わる事はありません。ろ過に使うカートリッジの材質は活性炭のものとそれに加えて中空糸膜を併用するタイプの2種類が主に使われています。活性炭は安価に使用できますが浄水性能は低い部類に入ります。中空糸膜を使用すると浄水性能が上がるので高品質のものを使いたい場合は後者を選択する事になります。ただしその分費用が高くなるので予算と相談する事になります。カードリッジの価格は浄水性能から考えるとやや割高になりますが金額としては安価な部類に入ります。

蛇口直結型浄水器

浄水器には大きく分けて3つの種類があり、蛇口直結型、据え置き型、ポット型など、用途に合わせて選ぶことができます。その中でも一般にかなりの数が普及しており、ホームセンターやデパートなどでもよく見られる蛇口直結型浄水器についてそのメリットとデメリットから蛇口直結型浄水器を取り上げてみたいと思います。

まずその浄水器の一番の特徴でもあり、メリットは…業者による工事が必要がないくらいに設置、取り付けは容易であることが挙げられます。そのほとんどが特別な工具を必要とせずにドライバー1本、もしくは無くても比較的簡単に取り付けることができます。ゆえに業者による工賃も発生することがなく、初期費用は浄水器本体の価格のみでいいということになります。その他には その設置場所に悩む必要がないということが挙げられます。

読んで字のごとく浄水器本体を蛇口に直接取り付けますから据え置き型のように設置スペースを確保しなくてもよいということです。そしてこれは先に書いたことと少し重複しますが本体価格が安いという点がこの浄水器の最大のメリットかもしれません。そしてデメリット…これは本体が小さいため浄水の能力が他のタイプに比べてどうしても劣ってしまうという点です。カートリッジの交換も割と頻繁に変えなければならずランニングコストをあらかじめ考える必要があります。そこで結論…「簡単手軽に美味しい水を」が特徴と言えそうです。

赤ちゃんに適した水とは

赤ちゃんのミルク作りなどにミネラルウォーターを使う人も多いかと思います。確かに水道にはカルキや塩素などたくさん含まれていますので、ミネラルウォーターのほうがそういった点では安心かもしれません。しかし、ミネラルウォーターにも色々と種類があり、物によっては赤ちゃんに健康障害を起こしてしまう可能性もあります。

ミネラルウォーターには軟水と硬水というものがあります。この硬水というものはミネラル分がたくさん含まれているという特徴があります。便秘がちな大人にはちょうどいいのですが、まだ胃腸が未発達な赤ちゃんにはミネラルの量が多すぎて下痢を起こすことがあります。またミルク作りに使用する場合特に注意が必要なのですが、もともとミルクには赤ちゃんに必要な栄養分が含まれており、もちろんミネラルも必要なだけ入っています。そのためさらにミネラル過多になって健康に影響を及ぼしてしまうのです。

こうして見てみれば、ピュアウォーターと呼ばれるミネラルがほとんど含まれていない物が赤ちゃんには一番適していると言えます。今ではだいぶ一般家庭に普及してきたウォーターサーバーには様々な産地のピュアウォーターが使われているので、こういったものを利用するのもひとつの手でしょう。