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大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡を大腸の中に挿入して大腸を観察することにより、大腸に生じるいくつかの疾患、すなわち、炎症性腸結核、結核性腸炎をはじめとする感染性腸疾患だけでなく、大腸ポリープを診断する検査です。130~150cmほどの長い内視鏡を肛門から体の中に入れて大腸の内部を見る検査です。肉眼と同様に得るカメラ映像を介して腸内部を精密に見ることができるので、大腸の検査の中で最も正確な検査です。
また、異常が発見されるとすぐに組織検査をすることができる利点があります。内視鏡を介して肛門と直腸および大腸の内部を観察してポリープがあれば、直接切除することができ、出血がある場合は止血剤やヘモクリップの機器を利用して、止血をすることもできるので検査と治療を同時に受けることができます。発見後直ちにポリープを除去し、もしかしたらあるかも知れない大腸がんへの進行を遮断することができるということが、大腸内視鏡だけの特別な利点です。
大腸ポリープは、 40代は30%、50代以降は40%で発見されるほど非常に一般的な疾患であるため、大腸の検査を希望される方は、検査の精度や使いやすさを考えたときに、大腸内視鏡検査を受けることが、他の検査よりもはるかに有利です。
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